家づくりのきっかけは、ご主人が55歳のときに会社で受けたセミナー。
定年後のライフプランについて考えようという内容で、色々と思い描いていくうちに、「やはり、どんな家に住むかによって、暮らし方が変わってくる」と感じたのです。
ご主人がイメージした老後の理想は、「家庭菜園で野菜づくりをしながらの、のんびりとした暮らし」。実現に向かって心が動き始めたのは、それから1年ほど後のことでした。
「家をどうにかしたいという気持ちが、だんだん膨らんできて、夫婦でモデルハウスへ出かけたりするようになりました。毎日暮らすなら自然な木の家がいいと思って、いろいろ見るうちに出会ったのがOMソーラーの家だったんです」。
「当時住んでいた家は、昔の造りだったので寒かったんです。
冬に唯一日光が入ったのは座敷で、ふだんは使わない部屋だったし、子どもが独立した後の子ども部屋も物置になっていて、レイアウトや間取りも生活に合っていませんでした。
おばあちゃんの部屋も暗くて寒くてね。バリアフリーにもしたかったし、家族変われば、家も変わっていかないといけないと思いました」。
OMソーラーの家と出会い、可児工房の原から、いろいろ話を聞くようになったご夫妻は、新居への夢がさらに膨らんで決断。「母も元気だし、老後の生活を考えると、今が良い時期かな、と。話を聞いて、背中を押されちゃいましたよ」と笑います。
「何を聞いても、きちんと答えてくださって、すごくいろんなことを知っていらっしゃるので安心感がありました」。
そう語る奥様は、家の工事が進んでいく中で、ある日、ちょっと気になる箇所を見つけたのだとか。カウンターの高さが、なんとなく使いにくのではないかと感じたのです。「図面で見ていたときは違和感がなかったのですが、現場で実物ができてきたら気になってきて・・・。それで言ってみたら、すぐに快く直してもらえました。どんなことでも気軽に話せて、要望通りの家を建てることができ、よかったです」。
この家に住んで半年になるご夫妻は、以前の家との違いを実感。「冬に外から帰ってきたとき、玄関を開けた瞬間に、ほわっとあたたかい。帰ったら、まず暖房という昔とは段違いですね」
「動きやすいレイアウトになっていて、お掃除もラク。昔は大掃除のときくらいしかできなかった箇所も今はササッとできちゃうんですよ」と口々に喜びを語り、「OMソーラーの家にして大正解。このシステムの良さを、もっと皆さんに広めるべき」と太鼓判を押してくださいました。
「昔は食卓に並ぶ野菜の名前も知らなかった」というご主人は、今、自分が育てた大根の味に舌鼓を打っています。
「人に野菜をあげるのも楽しみ」になって、奥様もご主人の変わりようにびっくり。
庭木にも興味がわいてきたご主人は、家の前に広がる庭も奥様と一緒に手づくりで仕上げました。
「今度は、どこにどんな木を植えようか」と楽しみながら、ご一家は日々の穏やかな暮らしを楽しんでいます。